マチネの終わりに
平野啓一郎氏の小説である。香港出張前、電車で通勤していた時期に久し振りに本を読み始めたのだった。飛行機の中でも非常に良い感じで読み進んでいたのだった。
良い感じというのは控えめすぎる表現かも知れない。かなり好みにあった本だと思って読んでいた。携帯電話を無くしたあたりで雲行きが怪しくなる。それを三谷が取り戻して洋子宛に蒔野になりすましてメールを返信するところで怒りを覚えた。安直だし、醜い。展開が俗っぽすぎるし、軽すぎるのだ。
もう読み進めるのはやめようと思う。胸糞悪い気持ちのままそんな気持ちにさせる書物を読む理由がどこにあるのだろう。
単に面白くない本は過去に何冊もあった。ただ、出出しが良かっただけに落胆は大きい。
鎌倉本!
やばいっす。まだ引っ越しすら確定せず、日取りも分からないのに。
改めて本屋を見回してみたのだが、京都には遠く及ばないもののあんなに小さな町なのに関連する本の多いこと。
本も読むが酒も吞む
2年ぶりの更新です。生きておりましたよ。そして本も読んでおりました。ここのところ電車通勤をやめたせいもあり、通勤ストレスは激減ですが読書量も激減です。積読多数です。
それに比べるとお酒は順調に呑み続けております。お気に入りの鎌倉「高崎屋」さんにもコンスタントに足を運び、せっせと日本酒を消費し続けています。高崎屋さんの仕入れがとても趣味嗜好に合います。信じられないくらいバッチリです。たまに「はせがわ酒店」、元町「愛知屋」、偶然見つけた近所の「栄屋酒米店」などを織り交ぜながら色々なお酒(日本酒)を楽しんでいます。
実に日本酒は体に合います(私の場合)。どれだけ戴いても次の日に響くと言うことはありません。そして料理も大変美味しく戴けます。年齢もありますから日本酒を戴きますと自然に油分、炭水化物が控えめになり、海のもの山のものを多く採る様になりますので一石二鳥ですね。
記録の為のブログではありませんが、これから改めて、楽しんでいる日本酒について少し記述を重ねていこうと思っています。