2019-01-01から1年間の記事一覧

自由律俳句

緑青白のコントラストが高速に過ぎ去る金曜日

覚園寺

うーん、行ってみたいぞ。

美しき愚かものたちのタブロー からの

原田マハは相変わらず好きで読んでいる。直木賞にノミネートされたこの作品もカミサンが読んだあとに自分も読むことができた。 そして今は積読状態だったやはり原田マハのスイート・ホームを読んでいる。 アートな世界になると自分の専門分野の意識が強すぎ…

自由律俳句

祖母はいつも嬉しそうにげんこつ飴をくれた

ガール・オン・ザ・トレイン(ポーラ・ホーキンズ著)

ピエール・ルメートルの「悲しみのイレーヌ」の結末の衝撃(タイトルやらからなんとはなく想像は出来たが)も冷めぬまま、あとがきを読む。そこにいくつか紹介されていた本書を図書館で予約し読んだ。 どちらかと言えば静かなスタートだ。ルメートルの筆致と…

稀勢の里

相撲には全く興味が無くなって久しい。 いつか日記だかブログだかにも書いた覚えがあるが、「競技」としては不完全この上なく、現代の基準からすると失敗していると言っていい。勝負を個人レベルで競っているのに仕組みが不公平すぎるのだ。 さて、久しぶり…

ミレニアム

昨年暮れからスティーグ・ラーソンの推理小説「ミレニアム」シリーズを読んでいる。伊奈子が強烈に勧めるので読み始めたのだが、確かに名作と言っていいだろう。惜しむらくは作者が三作目を書き終えたところで亡くなっていること。 三作目まで読み終えたとこ…